Amicus日本法人について

社員インタビュー

アミカスで働く社員の声: 私たちは…チームに貢献するひとりひとりの力を信じます

J.S さんのサムネイル写真
社員インタビュー
患者さんの声から開発が始まる
創薬のあるべき姿を追求できる面白み
薬事本部臨床開発コンサルタント
J.S さん
アミカス社に入社する以前の経歴と入社のきっかけを教えてください。

私は大学院を卒業してから主に抗がん剤の臨床開発に携わってきました。抗がん剤は新たな作用機序を持つ薬剤が次々に登場する領域でやりがいを感じていましたが、4年ほど前、私の家族がとある希少疾患を患っていることがわかりました。それまで担当していた悪性腫瘍とは違う次元で悩み苦しむ患者さんを目の当たりにし、家族の痛みと切実なアンメットニーズを自分自身で体験したことが私のターニングポイントですね。ちょうどそのタイミングで、当社が臨床開発担当者を募集しているという話を聞き「これは何かの巡り合わせだ」と感じ、すぐにコンタクトしました。

臨床開発担当者の目からみると、当社のパイプラインは非常にユニークで将来性を感じます。また、社員数が少ないぶん、ひとりひとりの責任範囲と裁量権が広く、これまでの自分の経験を最大限に生かせる点も魅力的でした。

当社の理念である「患者中心」を実現するために、日々、どう行動していますか。

当社はジョン・F・クラウリーを筆頭に、市場規模が小さい領域だったとしても、価値ある薬を創造し、患者さんひとりひとりに希望を届けるという使命を共有しています。面接で本社(米国)のメンバーの熱い姿勢に触れたときは、嬉しい驚きを感じました。

新薬の開発においては、メディカル・ニーズはもちろん考慮されますが、同時にビジネス・チャンスを睨んでプロジェクトが立ち上がります。会社によっては、ともすれば市場と利益を優先して患者像は後付けという側面があるかと思います。一方、当社の創薬は患者さんとご家族の声に耳を傾け、理解するところから始まり、探索から臨床開発、市販後の各段階で患者さんに向き合って、その声を計画に反映させられる面白みがあります。ある意味で創薬本来のあるべき姿ではないでしょうか。患者さんとご家族の姿を具体的に思い浮かべ、日々の業務が彼らの将来の希望につながることを願い「なんとしてもやりとげよう」と行動することが「患者中心」という理念の実現につながっていくのだと思います。

J.S さんのカフェでお仕事をする写真
日本の患者さん、ご家族に何をお届けしたい、と思っていますか。

とにかく、新薬という希望を1 日も早く届けたいですね。患者さんとご家族にとって、治療方法が全くない、もしくは治療法があってもそれが唯一の選択肢で「最後の砦」になってしまうという状況は、生活していく上でとても不安なことです。そうしたなかで、新薬や新たな治療の選択肢を専門医の先生方と共に確立し、「病気がわかったけれども治療法があるんだ」、「現在の治療の次にも新しい治療選択肢があるんだ」という安心感を届け、患者さんが将来をより前向きに考え笑顔でいられるような仕事をしていきたいと思っています。

※元アミカス・セラピューティクス インク会⾧兼CEO・現職はバイオテクノロジー イノベーション協会(BIO)プレジデント兼CEO
※2024年4月更新
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