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社員インタビュー

アミカスで働く社員の声: 私たちは…チームに貢献するひとりひとりの力を信じます

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社員インタビュー
「患者中心」という軸がブレないから
安心して革新的な提案や議論ができます
コマーシャル本部 マーケティングマネージャー
T.F さん
これまでのキャリアと、アミカスに入社した経緯を教えてください。

大学院では生命科学を専攻し、生体内にある免疫機能として働く糖タンパク質に関する基礎研究を行っていました。 ファブリー病をはじめ難病・希少疾患のなかには、そのような生体内の物質が欠損または機能不全を起こす疾患もあり、 元々、基礎研究を応用した治療薬に興味がありました。

卒後に入社した製薬企業も難病・希少疾患を得意とするグローバル企業です。前職でもマーケティングを担当していましたが、 入社17 年目を過ぎた頃から、「外の環境で研鑽を積みたい」という意欲が強くなり、難病・希少疾患のスペシャリティ企業への転職活動を続けるなかで、 当社の存在を知りました。

実は、それまで「アミカス」という名前を聞いたことがなかったんです。何をしているのか、どんな製剤があるのかも知らなかった。 ところがいざ、調べてみるとジョン・F・クラウリー氏が希少疾患のお子さんのために起業した経緯にすっかり魅せられてしまい「ここ、いいかも!」と 半ば直感的に転職を決めていました。

「患者中心」という理念を実現するために、どのように考え、行動していますか?

今では様々な製薬企業が「患者中心主義」を唱えています。その理念自体は当然のことであり、 本当に「患者中心」を実現できるかどうかは日々の小さな決断や行動に現れます。

製薬企業も営利団体ですから難病・希少疾患の治療薬といえどもビジネスライクな面は必ずあります。 投資対効果に見合わない製剤は、ニーズがあろうとも、発売されないということもあると思います。

しかし、当社はジョン・F・クラウリー氏をはじめとして「患者中心」という理念が骨の髄まで染み込んでいるので、ビジネス面と理念を天秤にかけて逡巡したとしても、 常に後者を選べる企業です。「それは本当に患者さんのためになるのか」という軸がブレないので、ビジネス面で多少の疑問符がつくような提案でも、 部署横断的なコミュニケーションもでき、躊躇う必要がありません。次も患者さんのために革新的なことをやろう!とモチベーション高く行動できますね。

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日々の仕事を通じて、患者さんとご家族に届けたいものは何でしょうか。

我々は患者さんと直接的に関わることはできません。しかし患者さんが発信する小さな声に耳を傾け、患者さんとご家族、周囲の方々が「笑顔」になれる何かを探し、 治療に当たる医療従事者が前向きになれるようにサポートし続けることはできます。これからも「当たり前の生活が当たり前にできる」毎日を支える手助けができたらと思います。

アミカスでの仕事を通して、自分自身に変化はありましたか?

まず自分自身のQOL が上がりました。当社は、年次有給休暇とは別に、「Family day」という家族と一緒に過ごすための休暇があり、社員はその時間をとても大切にしています。 私も睡眠時間以外は仕事に費やしてきたような日々から、子供と一緒に夕飯を食べたり、週末のサッカー教室や宿題につきあう時間を大切にできるようになりました。 家族との時間は患者さんの生活をより具体的に想像することにも繋がり、子供と一緒に障がい者や病児を支援するイベントに参加するたびに、 子供のストレートな目線を通じた新しい気づきは発想の種にもなっています。

一番変わったなと思うのは、人とコミュニケーションを取ることが今まで以上に好きになったことでしょうか。自己完結するのではなく、周りとのやりとりを通じてプロジェクトを進める必要性を感じ、そのプロセスをより楽しめるようになりました。

※元アミカス・セラピューティクス インク会⾧兼CEO・現職はバイオテクノロジー イノベーション協会(BIO)プレジデント兼CEO
※2024年4月更新
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